うつ病治療の基本

うつ病は脳が疲れたサイン!休養をしっかりととろう

現代社会では、うつ病になりやすい原因が身近なところに多く存在しています。例えば、会社や学校での様々なストレス、家庭内での問題など、どのような場面にもきっかけが生まれます。こういったストレスなどから心理的な病として捉えられがちですが、実は脳が疲れているサインなのです。脳が疲れるとゆううつな気分に陥るだけではなく、食欲がなくなる、睡眠不足になる、性欲がなくなるなど、人間に備わる基本的なエネルギーが欠けてしまいます。うつ病治療の基本として、休養をしっかりととることが必要となります。無理に頑張ってしまうと、かえって症状が悪化してしまうこともあります。会社や学校はできるだけ休み、脳と体を休ませてあげましょう。

気長に効果を待つ!薬物治療

うつ病の治療には、薬物治療も効果的です。うつ病は脳の病気であるため、脳の機能を正常に戻すためには薬も必要となるのです。1つ気をつけたいのは、うつ病に使われる薬はすぐに効果が現れるわけではありません。そのため、途中で薬物治療をやめてしまうという人もいます。そうすると、じわじわと効いていた薬の効果も途切れてしまいます。薬物治療に対して一度不信感を持ってしまうと、薬を飲むことすら拒否してしまう場合もあります。決して焦って治そうとはせず、薬の効果を気長に待ってゆっくりと治していくことが大切です。

また、うつ病では睡眠不足に陥ることも多いので、その場合は睡眠薬も処方されるでしょう。こちらはすぐに効果が現れるので、用量用法を守って正しく使用しましょう。

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